全ては1974年ここから始まった (3)

高校1年になり、同じクラスの友人にギターを弾いている奴がいた。
その事がきっかけでギターに触れるようになる。
初めて買ったギター・・・自宅からチャリで10分もかからない質屋で。
クラシックギターだったのだと思う。
簡単に弾けるのはローコードで弾くフォークソング。
レパートリーは「水虫の歌」「友よ」「戦争を知らない子供たち」等々。


「Fの壁」は無事に乗り越えた(笑)。
指に豆ができて痛かったのを覚えてる。

当時の世の中は1億総左翼の時代。
新宿西口フォーク集会、ベ平連デモ・・・学校で禁止されていたが、何回か行った。


この世代の人達なんだろうな〜、未だに国会周辺でデモをやってるお年寄り達。

中学時代にストーンズを教えてくれた友人は、その後◎核派に入りゲバっていたそうだ。
20年程前だったかな。彼と久しぶりに会い、近くの公園でちょっとだけ酒を呑んだ。
顔に大きな傷があった。
「今でも公安にマークされている」と言って笑っていた・・・本当かよ・・・。

1966年頃、イギリスでは、グリームやレッド・ツェッペリンが誕生している。
日本に入ってきたのは1968年、高校生の時だったと思う。
サンシャイン・オブ・ユア・ラブはシングル盤を買った記憶がある。

高校時代のもう1人の友人U君がロリー・ギャラガー、クリーム、スモールフェイセス等を教えてくれた。
こうやってアーティスト名を書いていると、本当に凄くも楽しい時代だったんだなと思う。
ほぼリアルタイムなんだから。
この当時高校生だった彼はどうやって情報を仕入れてたんだろう。

コメント

  1. ogg より:

    当時の雰囲気が伝わってきます。
    そしてインターネットがない頃は、雑誌やラジオや伝聞されたひとつひとつの情報が本当に貴重でしたよね。。
    レコード一枚買うのも命懸け 笑
    でしたよね。ジャケ買いして地雷踏んだり!レコードから出てくる音楽にも熱量があった!

    • K-335 K-335 より:

      当時、情報収集はラジオや音楽雑誌でしたね〜。
      FENも情報早かったですね。
      軍のジェットでレコード持ってくるからだったとか。
      ロック・アラウンド・ザ・ワールド(多分)若山弦蔵さんがDJやってた番組なども情報源でした。
      懐かしいですね〜。