仏の日記からの無断引用です(^_^;) 8/21（日）"Lightnin' Blues Guitar"観戦 日比谷野音の"Lightnin' Blues Guitar"のコンサートに出かけた。4時間もあるというこのコンサートのバックをやる"Papa Grows Funk"のメンバーの差し入れにドーナッツを持って行ったら、バンマスのジョンからニューオリンズの縁起物の"Good Luck Clown"をプレゼントされた。 合計10人のギタリストが出演するコンサートで4時間もあるというので、それなりに覚悟はして行ったのだがソロが長過ぎるのもあれば、歌が長過ぎるのもあり正直私は疲れた。そんな長丁場の中、バックの"Papa Grows Funk"のグルーヴとテンションは最初から最後まで変らず立派だった。まさにプロの仕事だった。それぞれギタリストは個性があって楽しめた。中でもマコチャン（鮎川誠）がステージに出てきた時のオーラと存在感が素晴らしかった。そして、すぐに始まった"All Along The Watchtower"もかっこ良かった。そして、山岸のリズム・ギターは間違いなく一番。最高だった。また、この中では若手に入る大阪の「サヴォイ・トラッフル」の住友俊洋君のスライド・ギターが良かった。もうひとつ、まとめ役のチャーさん、ごくろうさん。最後の全員セッションで「オレが弾く！」「いや、オレが！」「おまえの音なんでそんなでかいねん。リハとちゃうやないか！よし、オレもヴォリューム上げたろ。」「ほなら、オレも上げさせてもらうわ」「もっとソロ弾いたろ」「よし、ワウワウ踏んだろ」「あほ、それ、オレのワウワウやろ」「うるさいなぁ、どいつもこいつも、もうギター壊したるぅぅぅ」と、最後は阿鼻叫喚、場外乱闘の地獄絵図となるのかと期待していたのに、意外と10人のギタリストたちは紳士的にソロを回して終った。当たり前だがみなさんギターが上手い。しかし、不満をひとつ言わせていただくなら、"Lightnin' Blues Guitar"というコンサート・タイトルにしてはBluesを感じさせる曲が少なかった。 以前催されたこのコンサートには亡き憲司さん（大村憲司）が出ていたので、彼のことを思い出した方もたくさんいたと思う。私は憲司さんのギターの音色を思い出していた。終ってから打ち上げに誘われたが、疲れていたのでバック・ステージでの乾杯だけ参加して野音を後にした。
